あらすじ
「お前のような不気味な女は、我が家の恥だ!」
他人の心が『汚部屋』に見える異能のせいで、実家から追放された伯爵令嬢クロエ。
彼女が送り込まれたのは、数多の戦場を血で染め、親族すら冷酷に切り捨てたと噂される『死神公爵』オズワルドの元だった。
初夜、氷の瞳をした夫は冷たく告げる。
「愛などという無価値なものを期待するな。私には、心などない」
だが、クロエが見たのは――絶望のヘドロが堆積し、裏切りの粗大ゴミが山積みになった、史上最悪の『精神のゴミ屋敷』だった!
「……これ、放置したら精神が腐りますよ? 許可なんて取りません。今すぐお掃除(断捨離)させていただきます!」
嫌がる公爵に無理やり接触し、彼の精神世界へダイブ!
幼少期の虐待、戦場の孤独、裏切りの記憶――。それらすべてを「燃えないゴミ」「粗大ゴミ」として、魔法のデッキブラシとハンマーで粉砕パージ!
「待て、それは私の大事な……っ!」
「ときめかないものは不要品です。捨てますね」
ゴミ一つない『更地』になった瞬間、冷酷公爵は……「君がいないと息ができない!」と全人類が引くレベルの重度な依存(溺愛)モンスターに変貌して!?
これは、断捨離中毒の令嬢が、死神公爵のトラウマを更地にして、ついでに幸せを強制インストールする物語。