あらすじ

■あらすじ 人と話すのが苦手で、ずっとスケッチブックだけが友達だった少女―― 東雲(しののめ) いろは。 小学生時代、彼女はただひたすら絵を描き続けていた。 線の流れ、曲線の強弱、微細な角度―― 誰にも見せることなく、ただ“世界を紙の上に再現する”ことだけに没頭して。 そして迎えた中学入学。 「……変わりたい」 勇気を振り絞って選んだのは、なぜか卓球部だった。 軽く振っただけのラケット。 しかし――その一打は、異常だった。 キュッ……! 回転が、常識を逸脱していた。 まるでペンで線を描くように、 ラケットの角度と手首のスナップだけで、ボールに“意思”を刻み込む。 ――それは、絵を描き続けた少女にしかできない“軌道の支配”。 だが。 「えっ、今のなに!?意味わかんないんだけど!」 「……ご、ごめんなさい……」 才能はある。 けれど――

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カクヨム
カクヨム2026/04/22
  • 現在の作品ラケットの先で世界を描け