日本語
メニューを開く
インタビュー
おすすめ
ランキング
作品検索
ログイン
日本語
あらすじ
禁書庫の奥に、一冊だけ鎖で綴じられた書物があった。 鎖は錆びていた。しかし南京錠は、まだ生きていた。カイはその錠前を三週間かけて観察し、歯車の噛み合いを計算し、ある夜、計算機の端子一本で開錠した。音もなく、鎖が石床に落ちた。 書物の表紙には、文字がなかった。 頁を開くと、最初の一行だけが書かれていた。 世界の熱量は、常に総量が保たれる。ただし、その分配は── 残りは、白紙だった。
連載情報
ウェブ小説
配信言語
日本語
1
日本語
プラットフォーム 1件
現在の言語
カクヨム
カクヨム
2026/04/22
現在の作品
王瑠冠の加護
2026/04/22