あらすじ
オレは小学校の卒業アルバムの将来の夢の欄に、大食い大会にでる、と書いた。
オレは本当は、探偵になりたかったんだけど…卒業アルバムの将来の夢の欄には、そうは書かなかった……。
それは何故かと言うと…。
例えばの話、誰かが正義のヒーローになりたいと思っていても、実際のところは、なかなかそうは素直には書かないのと同じような事なのかもしれない……。
大食い大会にでる、と言うのも、べつにウソではなかったけれど……よく同じクラスの女子から、食べられない分の給食をたべて、と頼まれていたくらいだから……。
だからオレは、食べることも好きだったから、将来の夢のところに、大食い大会にでる、と書いたのだった……。
そんなオレの名前は、歩来(あゆく)リョウナ。
年齢は二十四歳で、探偵をやっている……。
自分の性格的にも、集団行動は向かないタイプだから、組織に属す事になる警察ではなく、一人で自由に行動ができる探偵がいいのかな、と……。
だからオレは、探偵になる事にしたのだった……。