あらすじ
低評価ばかり、同接も伸びない。
喋りは地味、見た目も冴えない。
会社帰りにダンジョンへ潜る、くたびれた中年配信者――桐生誠司は、誰からも期待されていなかった。
だが彼は、派手なスキルこそ持たないものの、二十年近くダンジョンで生き残ってきた本物の探索者だった。
若手人気配信者たちが魅せる戦いで注目を集める中、誠司の武器は、地味だが異様に正確な判断力、経験、そして死なないための技術。
最初はネタ扱いだった配信は、ある日を境に少しずつ空気が変わっていく。
「このおっさん、なんかおかしい」
そんな違和感はやがて確信へ変わり、ついにはSランク討伐の瞬間を全国に知らしめることになる――。
これは、低評価だらけの週末配信者が、一夜にして覇権になるまでの物語。