あらすじ
雨の夜、橘 翼は目を覚ました。
自分のことは何一つ思い出せない。ただ「橘 翼」という名前だけが、頭に残っていた。
行く当てもなく街をさまよう中、彼に声をかけてきたのは、ボランティアサークルの部長・榊 伸介。
半ば流されるままにサークルへと加わった翼は、穏やかな日常を過ごし始める。
だが——
時折、頭の奥に流れ込む“知らないはずの記憶”。
現実とは思えないほど鮮明な、崩壊した街の光景。
そして、自分でも理解できないまま発揮される異常な判断力と行動。
すべてを思い出したとき、何が起こるのか。