あらすじ

夜の裏側で、任務は静かに遂行される。 鮫島凪(サメジマ ナギ)codename 縹 ――感情を抑え込み、常に最適な判断を選び取る実働部隊の剣。必要なことは言葉にするが、それ以上は語らない。“守る”ために切り捨てることを厭わない、冷静な現実主義者。 夜海月朔(ヨクラゲ サク)codename浅葱. ――言葉を交わしながらも、決して踏み込まない観察者。すべてを流し、何も留めないことで均衡を保っている。軽やかに見えて、その実、最も感情から遠い位置にいる。 対照的な2人は、同じ組織のバディ、実働部隊として任務をこなしていた。 無駄のない連携。揺るがない判断。 その関係は、完成されているはずだった。 だが、繰り返される任務の中で、わずかな違和感が生まれる。 不自然な命令。歪んだ構造。消えない疑問。 それでも、2人は進む。 “任務通り”に。 ――選ばなければ、壊れないままでいられた。 色を持たないはずの世界で、 2人はやがて、“選択”を迫られる。 その先に残るのは、感情か。 それとも――何もない静けさか。

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カクヨム
カクヨム2026/04/21
  • 現在の作品縹と浅葱 ― 色なき任務録 ―