あらすじ
スナップは小さな村で生まれたが、巨大な体格と、この世界では珍しい異形種の外見、彼と深く関わったものは長くても数年で死に至る、自身でも制御不能な強力な呪力を放っているために、彼の父親は家族を捨て、村では腫れ物のように扱われた。
そんな状況でも、スナップを愛情持って育ててくれたのが母親だった。
だが、スナップから発される呪力により、母親は衰弱していき、ついには寝たきりの状態になってしまった。
医者曰く、母親の余命は残り一ヶ月も無く、母の身を案じたスナップは村を出る決意を決める。
そして十二年後、巨大に成長したスナップは、気分転換に夜の散歩を楽しんでいると、奴隷として売られそうになっている少女に助けを求められる。少女は目が見えず、呪力も効かない体質を持っていた。両親が王族だと言うこの少女との出会いによって、運命が動き出す。