あらすじ
女性がリードし、男性が慎ましさを求められる「貞操逆転」の現代日本。 類まれな美貌から、地元で「王子様」と持て囃されてきた一ノ瀬奏(いちのせ かなで)は、完璧な王子様像を演じることで自分を守ってきた。
しかし、姉を頼って上京した先で出会ったのは、自分よりも遥かに凛々しく、圧倒的なカリスマを放つ「本物の王子」――神宮寺葵(じんぐうじ あおい)だった。
「しっかりしなよ、王子様?」
そう囁かれた瞬間、守る側だったはずの奏のプライドは音を立てて崩れ去る。 これは、無自覚な王子様系美少年が、さらにその上を行くヒロインに翻弄され、愛でられていく物語。