あらすじ

名取恒一には、他人の感情が短い“字幕”になって見える。 だから人間関係で大きく失敗したことはないし、恋愛にもどこか冷めていた。 高校入学初日、恒一は同じクラスの朝倉澪と出会う。 けれど彼女の字幕だけはおかしかった。 「近づくと終わる」 「こっち見ないで」 「でも話したい」 見えているのに、意味が分からない。 しかもその字幕は、恒一と目が合うたびに揺れる。 中学時代のある出来事から、恋愛に関わる空気そのものを怖がるようになった澪。 感情が見えすぎるせいで、誰にも深く踏み込めなかった恒一。 これは、 “読めるはずの感情”が読めない少女と、 “読めるからこそ恋ができなかった”少年が、 少しずつ本音に近づいていく高校一年の恋の話。

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小説を読もう2026/04/21
  • 現在の作品感情が字幕で見える俺には、彼女の本音だけが読めない