あらすじ

深紅の瞳を持つ"忌み子"として、光の届かない塔に幽閉されていたメリッサ。 誰からも忌み嫌われる彼女をただ一人愛し、庇護してくれたのは、双子の姉である次期女王オリヴィアだけだった。 しかし、二年前のクーデターの夜。 オリヴィアは、メリッサを逃がすために業火に呑まれ、命を落としてしまう。 絶望するメリッサの前に現れたのは、美しき悪魔だった。 『僕を求めてください。そうすれば、願いを叶えて差し上げましょう』 メリッサは自らの魂と引き換えに悪魔と契約し、亡き姉オリヴィアの姿となって玉座へ帰還する。 すべては、姉を見殺しにし、王権を奪おうと企んだ者へ極上の地獄を与えるために。 そして迎えた救国記念祭。 "王女を救い出した英雄"として嘘の功績をでっち上げ、甘い汁を吸い続ける近衛騎士団長を前に、メリッサ――オリヴィアは優雅に微笑んだ。 「あなたが火の中からわたくしを救ったとき――塔の扉には鍵が掛かっていましたわね?」 これは、唯一の光を奪われた忌み子が悪魔と共に復讐する物語。

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小説を読もう2026/04/21
  • 現在の作品【短編版】死んだ王女に成り代わって、自称恩人を公開処刑させていただきますわ