あらすじ

互いの領土拡大と鉱物資源をめぐり大陸を東と西とで二分して勃発した東西戦争。貴族の名家であるシュヴァルツ家の長男デュラン・シュヴァルツは名誉を得るため、その戦争へ参加することになった。だが不運にも戦場で従兄弟のケインが差し向けた刺客から銃弾を胸に受けデュランは奇跡的にも生き残るが、今度はそのまま敵側である東の捕虜として捕まってしまい、西側では彼のことは死んだものと扱われてしまっていた。  それから1年後。戦争が終わると同時に捕虜であるデュランは解放され、家に戻ると唯一の肉親であった父親は既に病で亡くなっており、将来を誓い合った婚約者マーガレットはデュランの親友で従兄弟でもあるケインと婚約していた。父親が残してくれた財産もケインの父親である伯父に奪われ、彼に残されたのは廃鉱山と小さなレストランだけが残った。  酒場で旧友のアルフと出会い、閉店しているレストランを訪れると元公爵であるラインハルトの娘リサと出会うことになる。二人はデュランが立ち直るためレストランを手伝ってくれることになるのだが、ちょうどそのときケインとマーガレットの結婚式が行われるのだとマーガレットの妹であるルインから知らされ、教会へと向かうことに。  だがデュランは今の自分ではマーガレットのことを幸せに出来ないっと彼女を諦めることにした。落ち込むデュランの傍に居てくれたリサが慰めてくれたおかげで彼はどうにか立ち直ることができ、市場に行ったその帰り道に花売りのネリスと出会うのだが石買い屋であるルイスが彼女に因縁をつけていたのでデュランは助けに入る。そしてルイスから拳銃を突きつけられるがどうにか追い払うことに成功して金に困っている彼女を店の従業員にすることにした。  リサは優しいデュランに惚れ、デュランもまた支えてくれたリサに好意を寄せていたため、恋に落ちた二人はそれから共にレストランを経営することになったのだった……。 ※公募用に書き下ろした作品になります。

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カクヨム
カクヨム2026/04/21
  • 現在の作品没落貴族の歩ませかた ~デュラン公爵の場合~