あらすじ
ある都市伝説にこんな話がある。
昼と深夜の十二時から、一時間だけ現れる扉がある。
この扉は、悩みある物の前に突然現れ、中には尻尾が二本ある黒い猫と、白髪の青年が、本に囲まれた部屋に待っているらしい。
昼の扉には探偵事務所と書いてある看板が掛けてあり、一見は探偵だと分かる。
しかし、この都市伝説の店、表向きは探偵事務所だが、裏向きは別の名目で通っている。
深夜、その扉に掛かっている看板にはこう書いている。『人助け、致します』。
その店の名は、『黒毛猫又白髪青年探偵兼なんでも本舗』。
しかし、世間ではそんな長ったらしい名前はこう呼ばれる。
『ものくろ本舗』と。