あらすじ
小さな子供と一人ぼっちの男の子の静かな物語。
高校二年生、月森絢星。
サボり、寝不足、素行不良。
母親は入院中で、父親は不在がち。
誰もいない家で適当に飯を作り、学校では倉庫同然の空き教室で、体育祭のマットにくるまって泥のように眠る。
――ただ、それだけの日々だった。
そんな場所を「起きてください」と揺すってきたのは、周囲から天才と崇められる白い髪の幼女、一ノ瀬希空。
これは、何者にもなりたくない男の子と、何者かであることを強いられる女の子の、静かすぎる日々の記録。
カクヨムにても投稿されています。