あらすじ

貧乏貴族令嬢のアヴリルは、悪女として冤罪を掛けられているロッティから協力を求められる。 彼女は婚約者とその浮気相手によって悪評を広められていたが、そんな自分の立場すら利用しようと考えた。 そこでロッティはアヴリルに、アヴリルの幼馴染で優秀な侯爵令息ヴァージルとの関係を取り持ってくれれば多額の金を与えると交渉。 家に一切の余裕を持たないアヴリルは、ヴァージルへの初恋を隠しながらその提案を呑んだ。 そして訪れる婚約破棄の現場。 ロッティへ悪意を向けた者達は断罪され、彼女はヴァージルへ言い寄った。 しかし―― 「さて、全て君が望んだとおりにしてやったんだ、ロッティ。もう満足だろう」 そう言ったヴァージルはさっさとロッティに背を向け、アヴリルの手を掴む。 「帰るぞ」 そう言ってさっさと歩き出す彼の瞳には、アヴリルの姿しか映っていなかったのだった。

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小説を読もう2026/04/20
  • 現在の作品婚約破棄現場の裏方令嬢、ただ利用されるだけだと思っていたのに。