あらすじ
役立たずのハズレ魔術《残響》しか持たない辺境砦の雑用係レンは、上官に裏切られて奈落へ落とされたその日、世界の“ログ”を読む力と黒い断章を手に入れる。迷宮最深部で眠る古代都市、空に被せられた偽りの天蓋、祈りも死も燃料に変える巨大な世界の仕掛け。弱者の餌にされていた少年は、断章を喰らうたびに強くなり、処刑騎士リゼ、聖女候補セフィリアとともに、砦、王都、雲上都市、そして世界の心臓部へ駆け上がっていく。誰かを定期的に切り捨てることでしか回らない世界なら、そんな仕様ごと書き換えてやる。奈落落ちから始まる、成り上がり×世界謎×無双バトル長編。