あらすじ
銀行や病院の手続きがどんどん複雑になる現代。
主人公はようやく重い腰を上げてマイナンバーカードを作るが、その翌日、頭上に小さな銀色の円盤が浮かんでいることに気づく。
円盤はAIの声で質問を投げかけ、主人公の生活に介入し始める。
「今日の午後、女性が訪ねてきます」
その予告通り、鍋を抱えた、ご近所さんが現れ、自然な流れで一緒に食事をすることになる。
彼女の頭上にも同じ円盤が浮かんでいた。
これは政府が極秘に導入した少子化対策システム――
AIが個人データを解析し、相性の良い相手を“自然に出会わせる”仕組み「河童連盟」だった。