あらすじ
春の日。覚えのあるワンシーンが目の前で繰り広げられた。
おいおい、あれは『限界彼女』のワンシーンでは?
「間違いない! あのはち切れんばかりのっ、太もも! あ、あれはっ! オオイモモ先生渾身のキャラデザだ!」
いかん、あまりにエッチな……素敵なビジュアルに興奮して我を忘れていた。
「ふむ……まだ太くできたかな。ね、春文先生」
「一巻はまだ我慢してたなぁ――え?」
俺のペンネームを呼んだのは誰だ!?
「お久しぶり、春文先生」
「まさか、あなたは!」
「オオイモモちゃん、十五歳になっちゃった」
オオイモモ先生が若々しくなっている、だと?
「私たち……『限界彼女』の世界に来ちゃったみたいだよ」
説明ありがとう、モモ先生。
つまり、原作者が二人揃って『限界彼女』の世界に来ちゃったってこと?
「春文先生。私たちはきっと、見届けないといけないんだよ」
見守るのだ。
なぜなら俺たちは、『限界彼女』を終わらせないといけないのだから。