あらすじ
ある国の第一王女――ルナミア・テルメス・グレイズトン。
彼女は生まれた瞬間から、すべてを定められた存在だった。
外の世界に触れることも、誰かと心を通わせることも許されない。
名前も、人生も、“自分自身”さえも王の意志に縛られている。
ただ役割を演じるためだけに生きる日々の中で、彼女は密かに願い続けていた。
――「もしも、私が姫でなければ」
そのささやかな願いが叶うことはなく、ルナミアの人生はある夜、何者かの手によって突然終わりを迎える。
……はずだった。
目を覚ました先は、見知らぬ“現代日本”。
自由に笑い、選び、夢を追うことができる世界だった。
かつて叶えられなかった想いを胸に、彼女は新たな人生を歩み始める。
出会い、友情、恋、そして時に訪れる過酷な現実――
運命に翻弄された王女が掴み取るのは、希望か、それとも再び絶望か。
すべてを失った少女が、“本当の自分”を見つけるために駆け出す、
感動・胸キュン・葛藤が交錯する転生ストーリー、ここに開幕。