あらすじ

ある山奥の小さな村に鬼の子が生まれました。 頭につののある子供が生まれたのです。女の子でした。 お父さんとお母さんはとってもびっくりしました。 そして、もしこの子につのがあることが村のみんなに知られてしまったら、きっとこの子は『生まれてこなかったことにされてしまうだろう』と思いました。 頭につのがある子。 つまり、この子は『鬼の子』なのです。 鬼の子は不幸を呼ぶ。だから生まれてきてはいけないのだという、そんな『村の古いおきて』がありました。 お父さんとお母さんはとても悩みました。そして、この子のことを秘密にして、家の中でこっそりと育てることにしたのです。 お父さんとお母さんは『この子のことを本当に心から愛していました』。 だから『生まれてこなかったことにすることなんてできなかったのです』。 たとえそれが村の古いおきてをやぶることになるとしても。 この子を守ろうって、そう思ったのです。

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小説を読もう2026/04/19
  • 現在の作品あまねとしのぶ。捨てられた鬼の子の姉妹。