あらすじ

催眠術に憧れていた。 それが誰かの役に立つものだとは、一度も考えたことがなかった。 ただの興味。 そして少しの、くだらない欲望。 そんなある日、理由も分からないまま――それは“成功”してしまう。 目を見て、指を鳴らすだけ。 それだけで、人の心に触れられるようになった。 最初に使ったのは、幼なじみだった。 その腕にあったのは、隠されていた無数の傷。 気づいてしまった現実は、あまりにも重くて。 そして気づく。 この力は、人を操るためのものではないと。 誰かを救えるかもしれない。 けれど同時に、簡単に壊してしまう。 万能じゃない。 間違えれば、取り返しがつかない。 それでも。 それでも、この手が届くなら―― これは、 “心に触れてしまう力”を持った少年が、 誰かと向き合い続ける物語。

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カクヨム
カクヨム2026/04/19
  • 現在の作品指パッチンで、壊れた心に触れる。