あらすじ

前世で十五年の同志に嵌められ、会社を追われた男が、異世界で敵国の宰相になった相棒と、もう一度対峙する物語。 戦略コンサルタント、高木稜、四十二歳。 十五年共に戦った相棒、神崎玲に偽造証拠で嵌められ、懲戒処分。空のオフィスで書きかけのメールを打っていた深夜、気がつけば異世界の路地裏に立っていた。 アウレリア王国。百年前に隣国ハーゲン帝国に敗れ、毎月の徴用令で民を鉱山に供出させられ続けてきた属国。若き王エドアルドは弟を帝国宰相に殺され、署名することも拒むこともできず、三日眠らずに広場で動けない。八年を四大国の人質として過ごし、誰にも聞かれず一人で考え続けてきた十六歳の王女セレネ。 稜は広場に割り込み、論破と共に王の参謀として採用される。 「三つの案を持ってくる参謀は、信用なさってはいけません」 一ヶ月後、一通の書状が届く。深紅の封蝋、翼を広げた鷲の印章。差出人は──ハーゲン帝国宰相、神崎玲。 青の街道の村、月影亭にて、お待ちしております。旧知の仲、語るべきことも多い。 追伸。稜。この世界でも、逃げるなよ。 一月後、二人の参謀が、五百年分の沈黙を破る。

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小説を読もう2026/04/19
  • 現在の作品『俺を嵌めた相棒が、異世界で敵国の宰相になっていた ─ 戦略コンサルタント、銀貨五枚で王国を買う』