あらすじ

高熱をきっかけに前世を思い出したルクレツィア・フォン・ヴァルツェンは、自分が“いずれ断罪される悪役令嬢ポジションの公爵令嬢”だと確信した。 だが実際には、ここは乙女ゲームの世界ではない。 転生先は、剣の名門でも魔法の名門でもない、由緒正しいだけの宮廷公爵家。 本来なら断罪イベントなど存在しないはずだった。 そんなことは知らないルクレツィアは、 「最強になれば断罪されない」 という極めて力強い結論に到達する。 前世はレスリングで国体出場レベル、剣道と柔道の経験もある筋肉派競技者。 しかも心は乙女で、乙女ゲームをやり尽くした猛者。 ただし現実の恋愛経験は一度もなく、人間関係をつい“物語の文法”で読み違えてしまう。 その結果、王子の関心も令息の好意も令嬢たちの親しみも、すべて断罪への布石だと盛大に勘違い。 本人はいたって真面目に破滅回避をしているだけなのに、礼儀作法を体幹訓練に、舞踏を重心移動に変換し、ついには騎士顔負けの実力を身につけていく。 これは、存在しない断罪に本気で備え続けた結果、誰にも断罪できないほど強くなってしまった公爵令嬢が、周囲を盛大に巻き込みながら運命を変えていく勘違い令嬢譚。

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小説を読もう2026/04/19
  • 現在の作品公爵令嬢に生まれたので断罪に備えていたら、なぜか王国最強になっていました