あらすじ
それは、やり直しではない。
続きだった。
ICO詐欺に関わり、すべてを失った男は、借金と後悔を抱えたまま命を落とす。
だが次に目を覚ましたのは――妖精少女の身体だった。
世界は変わっている。
人間と妖精が共存し、“契約”によって力を扱う時代。
カードとして具現化される契約。
数値化される価値。
そして、見えないまま人を動かす“構造”。
かつて騙され、流れに飲まれた男は、今度はそれを理解する側に立つ。
なぜ人は騙されるのか。
なぜ同じ流れが繰り返されるのか。
これは、力の物語ではない。
契約と責任、そして構造を読み解く物語。
――ディアボロ・櫻井。
その名が意味するものを、まだ誰も知らない。