あらすじ
文武両道、眉目秀麗。
誰もが羨む“完璧な高校生”九十九には、一つだけ秘密があった。
それは、深夜の歌舞伎町を散策すること。
居場所を失った少年少女が集まる東横。
そこにいる彼らに、なぜか自分を重ねてしまう。
そんな夜の帰り道。九十九は自校の教師、春國に見つかってしまう。
「居場所を見つけたいなら、新しいことに挑戦し続けるしかないでしょ」
その言葉に背中を押され、決意を改めた……矢先。何者かの招待によって、九十九の日常が壊れた。
目を覚ますと、そこは巨大な街のジオラマの中。
襲い来る改造生物。与えられる異能。刻まれる制限時間。
――ここで行われているのは、命を賭けたデスゲーム。
死と隣り合わせのカタルシス。浴びせられる喝采と賞賛。
彼は“見つけてしまった。自分の居場所を。
この、デスゲームの中に。
これは、デスゲームによって、救われてしまった少年の物語。
※新人賞用に作成した物語です。単行本一巻文を投稿します。ヒロインが好きなので、ボツ祝いにここで供養させていただきます。