あらすじ

目が覚めると、そこは真っ暗な空間だった。 なぜか裸で、自分の体だけは見える。なのに、怖くない。 どうやら僕は、「恐怖心」を失った状態で、半分異世界のような世界へ放り込まれたらしい。 しかもこの世界には、僕以外にも「真の僕」が生み出した九人の“僕”がいるという。 真の僕が壊れるのを防ぐため、僕は旅に出ることになった。 目的は、夢や希望を取り戻させること。どうやら、そのためには魔王退治も必要らしい。 だが、恐怖心がないということは、ただ強いという話ではない。 怖がるべき場面で怖がれない僕は、ときに周囲から怪しまれ、ときに必死に“普通の人間っぽく”取り繕わなければならない。 しかも行く先は、日本によく似ているのにどこかズレた「半分異世界」。 飛騨の国、愛知国、京都帝国。それぞれ国王がおり、戦神あがりの村長までいる。 そのうえ、黒歴史を知っていそうな美少女ビアンカまで現れて、僕の精神は別方向から削られていく。 これは、恐怖心を失った男が、半分異世界で自分自身を救うために旅に出る話。 怖がれない僕は、初期スキル《偽パニック・弱》を発動し、今日も必死にまわりに合わせる。

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小説を読もう2026/04/19
  • 現在の作品「 九人の僕がいる半分異世界 〜恐怖心だけ忘れてきた僕は、残りの僕を探して魔王退治にでかけます! ......が、英雄たちからは警戒され、案内役の少女はなぜか僕にだけ距離が近くて困っています 」