あらすじ
中学生の汐咲幸乃は、父・裕太、そして偶然合流した父の友人・沖津と登山を楽しんでいた。
しかしその最中、一行は突如として激しい嵐に襲われてしまう。
逃げ込んだ先は、山中に佇む一軒の山荘。
安堵も束の間、そこに居合わせた一人が告げる――「ついさっき、この中で殺人が起きた」と。
しかし驚くべきことに、幸乃たちが見ようとしたところ、その遺体は忽然と姿を消していた。
外部との連絡は遮断され、嵐は止む気配を見せない。
密室と化した山荘の中で、疑念は連鎖し、やがて新たな恐怖が一同を襲う。
「誰が嘘をついているのか――」
次に狙われるのは、自分たちかもしれない。
張り詰めた空気の中、幸乃は冷静な観察力と推理で真実に挑む。
嘘に塗れたクローズドサークルで、彼女は真相へと辿り着けるのか――。