あらすじ
彼の家族に紹介された夜、奈津子は少年を知る。行雄の弟、和也――無愛想で、正直で、誰にも愛想を振高校生。
それから音楽を趣味とした二人の、彼には言えないやり取りが続いた。
式が近づく日々に、奈津子は一人でウイスキーを飲んでいた。和也がインターホンが鳴ったのは、そこへ短いメッセージを返してすぐのことだった。
からかった、だけだった。
これは女性と義弟の、物語。
この話は『夫は妻の幻を追いかける ―二重露光―』『夫は妻の幻を追いかける ―蒼い虹―』を別の視点で書き直したものです。ストーリーの続編というよりは別世界線の話と思ってもらえると読みやすいと思います。
※この物語には心理描写を重視した官能シーンが含まれます。