あらすじ
喰雨(しょくう)。
それに打たれたものは、有機・無機を問わず、「何か」に対し偏食性を持ち、物体を捕食する本能に支配される。
喰雨獣(ウーヴェン)。
それは駆逐すべき人類社会の天敵である。西暦二〇〇〇年(ミレニアム)を境目に、突如降り出した喰雨がもたらす、恐るべき「偏食病」の「罹患者」でもある――。
――そんな、〝喰らい辿るモノ〟がいる現代。西暦二〇五二年、日本。
愛知県・三河防雨壕(ミカワ・イグルー)に住む青年、樋渡健次郎(ひわたりけんじろう)。彼はあるときシェルターに逃げ遅れた少女とともに、喰雨を凌ぐため廃ビルへと逃げ込む。
しかし、突然喰雨獣と化した元人間が迫りくる。健次郎は必死の抵抗をするも、脇腹を食い破られ瀕死の重傷を負ってしまい――。
目を覚ました彼は、己の無事に安堵すると同時に、死んだはずだと困惑する。
そんな健次郎待っていたのは、喰雨対策局(CCU)のラボの一室と、そこにいた女医の興味と凛冽を湛える瞳。
――「君は世にも稀に見る、〝雨守人(ウーシェル)〟だ」
という、聞き慣れない一言を女医から放たれた健次郎は、その日をきっかけに人生を大きく変える。
喰雨対策局の局員として招聘され、そして己を救ってくれたという謎の少女「レイニー」とともに、ミカワ・イグルーでの戦いに身を投じていくことになる。
※完全人力創作です。
※ゴッドイーター、ならびにデス・ストランディング2から大きな着想を得ています。