あらすじ
剣と魔法の異世界に勇者召喚によってやって来た主人公“上永直人“は、あまりにも使えない勇者スキル『魔力タンク』以外が発現しなかったので、他の勇者から見下されていた。
唯一、幼馴染の“篠原海咲“だけは味方であったが、ある日王国は直人に追放を宣告する。
大して戦果を期待できないものは要らない。
海咲が必死に直人を擁護するが、最強勇者と謳われる“宮崎元次“のグループは、直人の排除に賛成を述べていく。
結局、直人は王国から追放された。
金は勿論、装備や道具の類いもない。
ほぼ裸一貫というべき状態で、最早打つ手ないまま野垂れ死にか。
しかしそこに魔族の少女が現れた。
彼女の名は“リネリア“、魔王国の第三皇女であり、直人のことを見定めに来たのだという。
「うん、君はこれからあたしの旦那様ね」
軽く見られただけでそういいだすリネリアに、文句などいえる暇もなく、直人は魔王国の辺境へと連れていかれる。
落ちこぼれ勇者から、魔王国の第三皇女の旦那になる、数奇な運命に弄ばれる。