あらすじ
偶然か、必然か。——そんなものを超えて、”今”を選べ!
戦いは、終わらない。復讐もまた、終わらない。
それでも、人は選ばなければならない。
ブレストでの激突は多くの命と想いを奪い去った。
海軍も海賊も、それぞれの正義と復讐を抱えたまま、なお刃を交えようとしている。
止められなかった過去。
守れなかった命。
消えることのない後悔。
そのすべてを抱えたまま、人はその先へ進めるのか。
復讐の果てにあるものは救いか、それともさらなる連鎖か。
争いのあとに残るものは絶望か、それとも……。
交錯する運命の中で、ソフィーたちは選ぶ。
自らの意志で、“今”を。
これは復讐と争いの航路の、その先を描く物語。
そして——人がどう生きるかを問う。
永い夜の末に朝を連れてくる女の半生分に値する、怒涛の一年間を綴った選択の連続、そして最後の記録である。
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※本作は他の小説投稿サイトで公開していた作品を、加筆・修正のうえ掲載しています。
※本作は全三巻構成です。
こちらは【下巻後篇】となります。
初めましての方は、上巻「黒い帆と白い百合」から読まれることを強く推奨しております。
上巻では奇妙な共闘を、
中巻では真実の探究を、
下巻では選択の行方を描きます。
巻を追うごとに意味を変える台詞、伏線として沈んでいた視線や言葉が、最終巻ですべて別の顔を見せる構成となっています。
最初から最後までの航路を、ぜひ見届けてください。
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