あらすじ

「シルヴィ・ラヴァンド嬢との婚約を破棄し、新たにリゼット・ラヴァンド嬢を最愛の伴侶として迎える!」

衆人環視の中、婚約者と義妹に婚約破棄を突きつけられた伯爵家の令嬢シルヴィ。
声を発することを禁じられた彼女には、すみれ色の紙に綴った言葉だけが喉の代わりだった。

『どうか、お幸せに』
――そう願い、静かに身を引こうとしたのに。

しかし、義妹は彼女のささやかな抵抗さえ嘲笑い、周囲は「化け物」と罵る。
逃げ場のない絶望が彼女を包み込んだ、その時。

場を凍らせるように現れたのは、国に三人しかいない最強の“大魔術師”ルシアン・オルフェインだった。
彼は冷たい真紅の瞳でシルヴィを見据え、告げる。

「お前を、国家の定める“危険人物”として連行する」

救いの手か、それとも新たな絶望か。
声に秘められた謎と、冷徹な魔術師の真意とは。

虐げられた令嬢の運命と愛の歯車が動き出し、
「危険人物」の烙印が、いつの間にか――居場所へと変わっていく。

※ソリスピア様、アルファポリス様でも同時連載中です。

連載情報

ウェブ小説

配信言語
アルファポリス
アルファポリス2026/04/18
  • 現在の作品「危険人物」として連行された筆談令嬢の私を、最強魔術師が手放してくれません