あらすじ
元カジュアル人殺し系ゴロツキ──千葉忠左衛門成胤、通称パパン。四十八歳。
かつて裏社会で「ゴロツキ4天王」と呼ばれた男は、今は神社の神主をやりながら二人の息子を育てている。
長男・周作、二十歳。繊細でまっすぐで、よく笑う。
次男・定吉、十八歳。親父に遠慮なく正論を投げる。顔がいい。
そしてパパンの親友にして片割れ──浅利又七郎義明。薬神の二つ名を持つ、もうひとりの父親。
初対面でパパンを刺した男が、趣味で台所に立てばどこの料亭ですかと言われる腕前になっている。
江戸剣豪'Sの双璧AB、猫の姿をした新撰組の沖田と土方、腰蓑一丁の変態ブルファンゴ(近藤勇)。
元ゴロツキたちの日常は、剣術の稽古と古龍討伐と朝ごはんの支度で回っている。
褒めて伸ばす父と、背中を見せる父。
ギャグとシリアスと殴り合いの果てに、この家族の話がある。