あらすじ
学年一位の完璧超人、冷静な秀才、気高きお嬢様、身長190センチの不良、病弱な少女、面倒見のいい風紀委員――。
個性の強すぎるクラスが、ある日まるごと異世界へと召喚される。
彼らを呼んだのは、魔族との戦いで追い詰められた王国の王女。
“勇者”として迎えられ、世界を救うはずだった。
だが、その前提はあまりにも脆かった。
召喚直後、仲間の死。
王族を巻き込む衝突と流血。
状況は、一瞬で取り返しのつかないものへと変わる。
――そして、ただのモブである高橋 恒一は、そのすべてを目撃する。
そして決めた。
俺の”虫の知らせ”が言っている。この城にいるのはヤバい。
勇者として戦う者たちを横目に、高橋は“モブ仲間”とともに城を脱出。
目立たず、無理せず、地味に生きるため、冒険者として活動を始める。
……のはずだった。
だが、この世界がそれを許すはずもなく――。