あらすじ
「お前のスキルは役立たずだ。パーティーを出て行け」
追放された日、俺——アキトは改めて自分のスキルを見つめた。
《看破》。相手のステータスが見えるだけの、誰もが嘲笑うハズレスキル。
……本当に、それだけなのか?
試しに発動してみると、目の前の世界が変わった。
腐りかけた看板の裏に隠された募金箱。
怪しいパン屋の店主が隠す秘密。
王都からの使者がついている嘘。
村を蝕む「古の呪い」の真の術者。
俺には何も見えていなかったんじゃない。
俺にしか、見えていなかったんだ。
目標は辺境の村でのんびり農業。
なのになぜか、世界の秘密ばかりが見えてしまう。
「え、これって普通じゃないの……?」
無自覚最強系、ほのぼのスローライフ、始まります。