あらすじ
森の外れで暮らす魔女・セラフィーナは、泥道に倒れていた男を拾った。
ルシアンと名乗った男は、おとなしく、よく働いた。薪を割り、水を汲み、飯まで作った。最高の拾い物だと思っていた。
三ヶ月後、帝国の使者が来るまでは。
「ルシアン様。お迎えに上がりました」
──こき使っていたのは、皇太子だった。
しかも最初から全部計画通りだったらしい。倒れていた場所も、せっせと働いていたのも、全部。
「帝都に来てもらいます」「断ったら?」「また出会いから計画し直します」
策略家の皇太子×運の悪い魔女。
気づいたときには、まんまと妻にされてる話。