あらすじ

S級パーティーに所属する回復職・レオンは、「戦えない無能」として虫ダンジョン最下層《奈落》に置き去りにされた。そこは無数の毒虫が互いを喰らい合う“蠱毒の檻”。生存確率ゼロの地獄だった。 しかしレオンの【状態異常回復】は、極限下で変質する。 回復とは細胞を“正常に上書きする力”。ならば――異常を上書きすれば、それは“毒”になる。 毒に侵され、回復し、再び侵される循環の果てに、レオンの体内では毒同士が淘汰され始める。やがて彼は「毒を治す者」から「毒を創る者」へと変貌。触れた生命の状態そのものを書き換える、“解毒不能の死”を操る存在となる。 一方、彼を見捨てたS級パーティーは、未知の毒に侵され崩壊寸前に陥る。かつて切り捨てた回復職だけが、その症状を理解できると知った時、彼らは奈落の底に手を伸ばすが―― 「もう遅い。解毒剤は、もう俺の中にしか存在しない」 これは、最も優しいはずの力が、最も残酷な力へと反転する物語。

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カクヨム
カクヨム2026/04/18
  • 現在の作品孤毒の追放者 ~奈落に捨てられた状態異常回復特化の俺、蠱毒で“毒”を喰らい最強へ~