あらすじ
『皇国のアリーシャ』次世代編。
静かで聡明な皇国の第一皇子アルシオは、生まれながらに“皇国の色”を持たなかった。周囲が何を思い、何を囁いているのか――幼い頃から、痛いほど分かっていた。
第一皇子として向けられる期待。皇国の色を受け継いだ弟との比較。それでも両親も弟妹も、惜しみない愛を注いでくれる。けれど、本当の意味で自分らしくいられるのは、書庫で静かに本を読んでいる時間だけだった。
そんなある日、隣国エストリア共和国に新設されるソルフラン国際学園への入学が決まる。そこで出会ったのは、可憐な見た目に反して奔放で、誰よりも眩しく、風のように自由な少女――アエラマリーナ・アルタイル。突然距離を詰めてきて、勝手に手を引いて、けれど誰よりもまっすぐにアルシオを見つめてくる彼女に、静かな心は少しずつ揺らされていく。
けれど、想うだけでは済まないのが皇子という立場だった。好きだからこそ、欲しいと言えない。それでも――彼女の隣を、願ってしまう。
これは、責務を背負う第一皇子と、風を駆ける少女が出会う、もどかしくて甘い、初恋と覚悟の物語。
※この作品を作るにあたって、AI機能を使用しています。それでも構わない、という方のみご覧ください。