あらすじ

気づいたとき、俺はダンジョンの中で“宝箱”になっていた。 動けない。逃げられない。 記憶もない。あるのは、目の前に表示される数値だけ。 【ステータス】 種族:劣化ミミック Lv:1 擬態精度:12/100 捕食力:3/100 知性:??? レア度:F 最底辺のはずだった。 だが、最初の冒険者が触れた瞬間、俺は【捕食】を覚えた。 経験値は異常値。 観察されるだけで感知と擬態も伸びていく。 普通のミミックではありえない成長だった。 やがて探索者たちは、俺をこう呼び始める。 「個体ではない。事象だ」と。 動けない宝箱が、観測されるたびに強くなる。 これは、捕食と進化で“世界の認識”を書き換えていく物語。

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カクヨム
カクヨム2026/04/17
  • 現在の作品劣化ミミックに転生したが、観察するだけでスキルが増えていく