あらすじ
「こういう火遊びは、おたがいに結婚をしているからこそやりがいがあるんだ。おまえの言う通り、貴族婦人だとその夫から訴えられるからな。だから、いまは底辺の人妻でガマンしているんだ。まぁ、下層階級の女の方が激しいからな。貴族婦人は、どうも上品でいけない。ヤルときは、野生の動物のごとき本能でもって激しくすべきだ」
ミワ・オブライエン伯爵夫人は、この日も夫の行いを正そうとした。が、夫は「ほんの火遊びだ」といつものように開き直るだけで改めるつもりは毛頭ない。事情があって夫婦でいるため、ふたりの間に愛も信頼もない。それを差し引いても、せめてオブライエン伯爵として当主としての責務は果たしてほしい。が、この日もミワの懇願は一蹴されてしまった。そして、火遊び相手のもとへと帰っていくクズ夫。が、今度の火遊び相手はこれまでとは違った。凶悪な放火専門のサイコパスの妻だったのだ。そのサイコパスが、ある日ミワに忠告をしに来た。「火遊びの報いは、焼き殺されることだ」その男は、そう告げて去ってしまった。ミワは、祖国で幼馴染の関係であり信頼できるハロルド・アストンに相談するのだった。
※ハッピーエンド確約。ざまぁあり。ご都合主義のゆるゆる設定はご容赦願います。