あらすじ

公爵家令嬢エリザベートが、六人の上級貴族子弟に“正しく”断罪されかけた日。伯爵家当主ノルドは、その裁きを拳で止めた。だが翌朝、広場からは血も騒ぎも当事者も消えていた。残っていたのは、誰も責任を負わないまま、人だけが綺麗に処理されていく構造だった。王都の学園、軍務、教会、宰相府――消される記録、薄められる責任、遅らされる領地の裁可。ノルドは、断罪を覚えている令嬢エリザベートと王宮書記官補セイルとともに、誰が命じ、誰が消し、誰が得をしたのかを暴いていく。これは、責任を負わない正義を壊し、“後始末をした者の名まで残る世界”へ辿り着く物語。

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カクヨム
カクヨム2026/04/17
  • 現在の作品断罪の翌日は誰も後片づけをしなかった。