あらすじ
本作の主人公の奈良裕(ゆう)は、都立高校の弱小テニス部キャプテンです。196㎝の長身でビッグサーバー、史上最高クラスの素質を持ちながら、指導者がいないため、伸びきれずにいます。その裕をインターハイ予選で見かけたヒロインの吉崎杏佳(きょうか)が、裕の素質と才能に惚れこみ、鍛え上げてインハイを目指すお話しです。
ツンデレ美人の鬼コーチによって急激に力を付けた裕は、東京予選で、後に親友となる前年王者の手塚真司と、インハイでは令和最強、高校無敗の小武海明(こむかいあきら)と激戦を繰り広げることになります。
その過程で、裕と杏佳の距離も近づいていきます。恋愛×スポ根のハイブリッド小説です。
本作は、一昨年、私が書いた作品の改稿版になります。あの頃はWEB小説初心者で、まったく加減が分かっていなかったものですから、縦書きで、一話2万字越えのものもあるなど、読み手の皆さんにとても不親切だったことから、いつか「横書き、一話コンパクト」バージョンにしたいと思っていたのです。また、テニス選手向けに書いた描写も多く、マニアック過ぎた点もあったので、今般バサバサ削って、読みやすくしてみました。テニスされない方も是非手に取ってみて下さい。
なお、本作は、実際のレギュレーションと少し異なり、試合は8ゲームマッチ(1ゲーム4ポイント先取)、東京都ベスト8でインターハイ進出の設定になっています。これは物語の複雑化を避けて読みやすくするための工夫ですので、どうかご容赦下さい。