あらすじ

中学三年のある日、校舎とその周辺一帯は突如として封鎖された。外部との連絡は遮断され、首輪を装着された生徒たちに告げられたのは、ただ一つのルール――「最も危険な生徒に投票しろ」。毎日17時半、疑いは票となり、最多得票者は容赦なく処刑される。 だが、このゲームは単なる殺し合いでは終わらない。 日中は自由に行動できるが、7時半から17時までは殺害が許可され、校内は戦場と化す。一方で就寝時間中は全員が強制的に拘束されるはずだった――“例外”を除いて。 日替わりで選ばれる役職者。 就寝中に他者を襲い、物資を奪う「強盗」。 そして、すべてを失う代わりに夜を自由に動き、四人を即座に葬る神器《ダーインスレイヴ》を振るうことができる「無敵の人」。 さらに、1時間ごとに拡大する禁止エリアが逃げ場を奪い、首輪に仕込まれた監視と爆弾が反抗を許さない。 このデスゲームの本質は、“誰が危険か”を見抜くことではない。 誰を危険だと思わせるか――疑いを操ること。 役職持ちが全員死ねば、それ以外は生き残れる。 ならば隠れるか、暴くか、それとも利用するか。 疑心暗鬼に満ちた教室で、票は武器となり、嘘は盾となる。 これは、力ではなく思考で殺すための戦い。 ――最後に生き残るのは、最も強い者ではない。 最も“疑われなかった者”だ。

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小説を読もう2026/04/17
  • 現在の作品卒業条件は“裏切り”です