あらすじ
ある日の早朝。人気のない道路に、ひとりの男が裸でうずくまっていた。通りかかる人々は足を止め、遠巻きに様子をうかがう。誰も近づこうとはしなかった。そんな中―― ひとりの心優しい少女が、ためらいもなく男に歩み寄る。「あの……大丈夫ですか? これ、よかったら……」 少女はそっとハンカチを差し出した。それが、地獄の始まりになるとも知らずに。⸻ 「いやっ! もう……やめてぇ!! っ……!? ゆ、夢……?」 全身を包む嫌な汗。荒い呼吸。目を覚ますと、そこはいつもの自分の部屋だった。あの日を境に少女は同じ夢を見るようになる。何者かに襲われる夢。顔は見えない。けれど確かに“誰か”がいる。――あなたは、誰なの? どこかで見たことがある気がするのに、思い出せない。少女は無限とも思える時間、夢の中で犯され続けた。…また、あの夜がやってくる …どうしたらいいの…? 「青鬼」に狙われた少女の運命は――。