あらすじ
隙間バイトが趣味の大学生・康太は、ある日「散歩代行」という奇妙な案件を見つける。
仕事内容は、指定された時間に指定されたコースを歩くだけ。
彼女の麗奈には「怪しい」と止められるが、康太は「変ならすぐやめればいい」と軽い気持ちで引き受けてしまう。
最初は本当に、ただ歩くだけだった。
位置情報をONにして、指示通りの道を進むだけ。報酬は安いが、散歩するだけで金がもらえる気楽さに、康太は何度か依頼をこなしていく。
だがある日、警察が康太の部屋を訪れる。
消えたバイト履歴。
思い出せない違和感。
そして、ただ歩いていただけのはずの自分に向けられた悪意。