あらすじ
小学校、中学校、そして高校。
九年間ずっと同じクラスで過ごしてきた四人は、高校三年生という人生の大きな節目を迎えていました。
思い返せば、いつも隣には「史人《ふみと》」がいました。
つまずいた時、そっと腕をつかんで支えてくれた、あの温かな手のひらの感触。
高校二年生の修学旅行、自由行動の時間。人混みを離れた静かな路地裏で、史人《ふみと》はついに、ずっと秘めてきた想いを「こと」に伝えます。
「幼稚園のころから、ずっと気になってたの」
溢れ出したのは、二人とも同じ、長い年月をかけて育んできた純粋な初恋の答えでした。
幼馴染四人組の賑やかで温かい日常と、ようやく結ばれた二人の、甘酸っぱくも確かな絆を描く物語