あらすじ

ごく普通の会社員・神谷 恒一は、ある夜、帰宅途中でひとりの男に襲われる。 必死の抵抗の末に男を倒したはずだったが、気づくとその“死体”は跡形もなく消えていた。 残されていたのは、現金とわずかな痕跡だけ。 それ以降、神谷の周囲では同じ現象が起き始める。 誰かと関わり、衝突し、最悪の結果に至ったはずの出来事が――なかったことになる。 しかし現実から消えるのは“死体”だけだった。 事件は「失踪」や「未解決」として扱われ、罪だけが神谷の中に残り続ける。 普通の日常に戻ったはずの神谷の前には、妹・美香との穏やかな生活がある。 だがその裏で、神谷は確実に“何かおかしい世界”に巻き込まれていく。 やがて神谷は気づく。 これは自分だけが背負う罪なのか、それとも―― この世界そのものが「死」を隠しているのか。

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小説を読もう2026/04/17
  • 現在の作品死体が消える世界で、俺だけが罪を覚えている