あらすじ
現行生体系設計記録
記録の目的
本記録は、現行世界に存在する生体系設計の主要類型を整理し、後世における理解および再参照のために保存することを目的とする。
記録対象は、新人類、新動物、ならびにそれらの設計過程において生じた失敗作である魔物を含む。
旧文明本来の人類および動物は、いずれもすでに絶滅している。
また、旧文明本来の人類および動物は、新人類および新動物との生殖が不可能である。
現行世界において一般に人間、動物、魔物と呼ばれるものは、いずれも現行生体系設計の系譜上にある存在として整理される。
本記録は、各存在を単なる生物個体としてではなく、設計思想、用途、適応、逸脱の蓄積として扱う。
このため、成功個体のみならず、失敗作および分類逸脱例についても記録対象から除外しない。