あらすじ

しょうもない断罪だった。 恋でも陰謀でもなく、罪状も曖昧、被害も曖昧、それでも王宮の空気だけが「誰かを裁いた気分」になりたがっている。 そんな場で、ガヤから冷めた声でツッコんだ伯爵令息がいた。 口が悪く、皮肉屋で、若いのに疲れた中年みたいな顔をした男。 正義を叫ぶでもなく、誰かを救ったつもりもなく、ただ「それ、今決める話じゃないですよね」と空気に線を引いただけだった。 だが、その一言を回廊の影から見ていた九歳の王女だけは知っていた。 この人は、王の隣に置くべき人間だと。 これは、しょうもない断罪にツッコんだせいで、気づけば最後には王配にまでされる伯爵令息と、最初から全部決めていた王女の話です。

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小説を読もう2026/04/16
  • 現在の作品しょうもない断罪にツッコんだ伯爵令息は、気づけば王配になっていた