あらすじ
侯爵家の三男レオが送られたのは、本家が失敗して放置していた新大陸の開拓村だった。
食料不足、壊れた柵、逃げ腰の住民、そして旧大陸とは比べものにならない巨大魔物。
援助はほとんどなく、このままでは村は遠からず潰れる。
だが、レオたちは戦って知る。
この地の魔物素材は、旧大陸では考えられないほど高い価値を持っていたのだ。
頼れるのは、戦場帰りの剣と、仲間たちの力だけ。
老剣士と、書類屋の元軍人青年と、魔術馬鹿の魔術師を引き連れ、レオは滅びかけた村の再建に乗り出す。
防衛、食料、井戸、水路、交易、そして巨大魔物狩り。
何もない辺境だと思われていた土地は、少しずつ利益を生み、やがて大陸の思惑を呼び込んでいく。
これは、追い払われた侯爵家三男が、見捨てられた村を新大陸の最前線へ変えていく物語。
転生も知識チートもない。
あるのは、剣と現場と仲間だけ。
地に足のついた開拓と成り上がりを描く、異世界ファンタジー。